2020年11月11日(水)14:00から大阪市立東成区民センターで「2020年度 雇用問題研究会」を開催し、企業、行政、関係団体など合わせて約140名にご参加いただきました。
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2020年度雇用問題研究会
「新しい生活様式とこころのケア~ウィズ/アフターコロナ時代に働き続けていくために~」
(主 催:一般社団法人おおさか人材雇用開発人権センター
後 援:大阪府 大阪市 大阪労働局 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 朝日放送テレビ
MBS 関西テレビ放送 テレビ大阪 読売テレビ)
開会 C-STEPの井上理事長が開会あいさつを行いました。
第1部
現況報告・事例報告
①現況報告「コロナ禍における雇用失業情勢について」
(大阪労働局職業安定部職業安定課)
・新型コロナウイルス感染症の影響 ・求人、求職の状況
・大阪労働局における新型コロナウイルス感染症の影響に対する主な取り組みに
ついて など
②事例報告「就労支援の現場から~コロナ前後の相談者の変化と課題~」
(柏原市生活困窮者相談窓口「らいふあっぷ」)
・生活困窮の就労支援対象者 ・緊急事態宣言後の変化 ・就労支援事例 など
①より新型コロナウイルス感染症が拡大した影響による業種ごとの求人数、離職者数の変化などを知り、求職者をとりまく環境について理解を深め、②よりコロナ禍での就労支援の状況や支援事例について学びました。
第2部
講演「働く人のメンタルヘルスケア-新しい生活様式の下で-」
講師 田中健吾さん(大阪経済大学大学院経営学研究科 教授)
・職場ストレスの現況
・ハラスメントとメンタルヘルス
・上司、管理職に求められるスキル
・新しい生活様式下における
コミュニケーション
などについて、具体的な事例を織り交ぜながらわかりやすくお話ししていただき、参加者からは「参考になった」「実践していきたい」等の声が多数ありました。
閉会 C-STEPの中谷常務理事が閉会あいさつを申し上げ、研究会が終了しました。
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今回の研究会は新型コロナウイルス感染症の拡大により様々な影響がでている状況下での就労支援について考えるとともに交代勤務やテレワークなど、拡大防止の取り組みをしながらのメンタルヘルスケアや人間関係づくりについて学ぶ機会になりました。ご講演いただいた皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。