2018年度雇用問題研究会を開催しました。
2019年1月29日(火)14:00から大阪市立東成区民センターで2018年度雇用問題研究会「SDGsと企業~誰もが活躍できる未来にするために~」を開催し、企業、行政、関係団体など合わせて約180名にご参加いただきました。
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開会 主催者を代表してC-STEPの井上理事長が開会挨拶を行いました。
第1部 基調講演 「SDGsと人権~企業としてどう取り組むか~」
講師 松岡秀紀さん(一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター特任研究員)
SDGs(持続可能な開発目標)のなりたちや基本理念をはじめ、SDGsと企業及び人権とのかかわり、企業としてどう取り組んでいくかなどについてご講演いただきました。
第2部 取り組み事例報告など
①企業からの取り組み事例報告
(大和ハウス工業株式会社 CSR部人権啓発室 室長 大山健吾さん)
・事例①「ダイワハウス・ソーシャル・インクルージョン・プログラム」について
人権啓発研修に地域共生活動を組み合わせた、ダイワハウス・ソーシャル・インクルージョン・プログラムを通じてSDGsの目標「働きがいも経済成長も」や「住み続けられるまちづくりを」へ貢献
・事例②「家事シェアハウス」について
家事を分け合う「家事シェアハウス」の全国展開を推進し、SDGsの目標「ジェンダー平等を実現しよう」や「住み続けられるまちづくりを」へ貢献 などの取り組み事例についてお話いただきました。
②取り組みを推進するために~ゲームを通じてSDGsを学ぶ~
(特定非営利活動法人イー・ビーイング 井上明子さん)
(2030SDGsゲームファシリテーター 杉田博幸さん)
特定非営利活動法人イー・ビーイングで取り組んでいる環境問題やSDGsの推進活動についてお話いただいた後、カードゲームを活用したSDGsの推進手法や研修に取り入れた効果などについてご紹介いただきました。
閉会 C-STEP中谷常務理事が閉会のあいさつをし、研究会が終了しました。
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今回の研究会は、SDGsについて理解を深め、「誰一人取り残さない」社会の実現をめざし、企業はどのように取り組んでいくかを考える場になりました。大変参考になるお話をしていただいた講師のみなさま、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。